思案しながら頭の観察をしているとはたと気づく。
窓際の一番後ろに私が求めてやまない髪色をした子がいたのだ。
黒髪。
この40人近くいる人の中で唯一私と同じ髪色だ。
顔は伏せてて見えないがくせっ毛のその髪はとてもふわふわしていて触り心地が良さそうだった。
触りたい。そんな欲求にかられていると私達が入ってきた扉がガチャッと音をたてながら開いた。
「なぁ、俺いつまで外にいれば良いんだ?そろそろ飽きたんだけど」
入ってきたのは困惑げな表情をした雪治だった。
しかし、服装はいつもの私服ではなく松島学院の制服だ。
「あぁ、悪かったな待たせて。おい、お前ら!席につけ!改めて自己紹介にうつるぞ」
そこで呆然としていた生徒たちがハッとなった。
そして、つぎの瞬間
「「「「「「「「「「「おんなぁぁぁああああああ!!!!!!!」」」」」」」」」」」

