危ない方の仕事を止めることにたいし反対意見が出ることもなく全員一致で即決定。


まあ、本当に裏の仕事を全てやめたのかと聞きかれれば返答に困るところはあるんだろうが、どちらにせよ私には関係ない。


なので、私が若頭と言う地位に就く意味がまったく分からないし非常にイライラするが、それは一月が馬鹿だからという理由で納めておこう。



そんなことを考えてたら興が冷めてきたので機会を伺って抜け出してきたというわけだ。


みんないい具合いに酔ってたから気付かないと思っていたんだが・・・・・・やっぱり一月にはばれたか。



しかし、何となく帰る気の起きないわたしは雪治の話そっちのけで再び空を見上げる。