「バッカだな〜。そういうのが燃えるんだろう?」 「呆れたもんだな」 薄暗い路地裏。そこには三人の少年が壁にもたれ掛かるようにしていた。 「言っとけば〜。紫苑もそう思うでしょ」 「・・・・・知らない」 「ノリ悪っ!!」 「おい、創。そろそろ時間だ」 「・・・・・・7時30分」 「はいはい。んじゃ、行きますか」 そういった少年は薄く笑った。そして、その足元には数人の男子生徒が倒れていた。 ―――――――――――――。