私は「はぁ」とため息をついた後、雪治の頭の上に手をおく。 差は…………ざっと見て10㎝以上。うん、気にしない。 足がプルプルするが…………気にしない。 「お前も行くの」 雪治は今にも泣きそうだった目をパチパチさせてポカンとしている。 「本当?」 「うん」 雪治の頭を撫でてやった。その後、頭から頬に手を移動した後おもいっきりつねってやった。 「ッ!! いっっで!!!!」