気まずい空気の中に不釣り合いの声が響く。
入ってきたのはやたらと丁寧な口調の奴と髪が銀髪の男。
こいつらもまた美形。
しかし、私と大地の気まずい空気は続いたままだ。
何となく空気を読んだのか丁寧語の男は黙ったが、もう一人の銀髪は気にする事なく私の横にしゃかむ。
「へぇー。あんたが天王寺桜? こんな所いていいわけ? 今って宴会中何だろ?」
「壱哉。止めなさい」
「なんすか、悠李先輩。 別に大丈夫っすよ」
どうやらこの銀髪は壱哉。後ろの丁寧語の奴は悠李と言うらしい。
あれ? この悠李ってのなんか見覚えが。
「なあ、行かなくていいのかよ」
「・・・・・・・」

