「いくら防音だからってあれは理解できなかったな」
「えー、そうかな?親が自室の隣でヤってよーが防音なら俺は気にしないけど?」
「………お前ならな」
「……………すいません。本当にすいませんでした。」
大地に向かって平謝りを続けていると少し前に店の奥に引っ込んでいた雅彦さんがでてきた。
「3人とも。さっき言ったペンションの事…………って、桜ちゃん?一体なにを?」
「いや、あの私は知らないうち多大なるご迷惑をかけていたようで…………。すいません。本当にすいません。」
「いい。気にするな。おかげで四走の本部でも十分眠れることを知った」
「大ちゃんたら本部で安眠できるって知ってから家に帰らず本部にいることの方が多くなってさ~。橘ママからの着信がもうスゴイスゴイ」
「もういい。その話はするな、聞きたくない」
…………気になる。物凄く気になる。
橘ママに対するその後の対処法が物凄く気になるが、大地のためにも聞かないでおこう。

