───現在───
「そのままなぐちゃったの!?百合さん拉致った人を!?そりゃあ、大地の親父さんも怒るに決まってるって………」
「仕方ないじゃん。そいつが口で聞いてもただ小刻みに揺れるだけで、全然話さないんだからさ」
「それ多分揺れてるんじゃなくて震えてるんだと思うよ」
はじめ達に橘父とのことを話しおえて一息つく。
あの騒動のあと、無事に百合さんは救出され事態は解決に向かった……………………………が、私はダブル父と一月から大目玉をくらい、結果紫さんには物凄く嫌われた。
「思い出した。それ去年の夏の話だろ。珍しく親父が早くかえってきたと思ったらお袋つれて寝室直行した日だ」
「ああ、もしかしてあの日?何があろうと毎日家の布団で寝る派の大地が珍しく四走の本部で寝てたときのことでしょ?」
……………………!?

