「……………………分かった。信じる」
「信じるもなにも最初からそう言ってるよね。それに何かなその間は」
「納得するために必要な間。」
「本来なら納得する必要も納得しなければならない理由もないんだけどね」
それにしても結構時間たってるな。洗濯物もそろそろ終わるかな?
「それにしても、師匠と番長はなんでこんな時間にコインランドリー?」
「ものすごく無理矢理な方向転換だね」
あー、聞こえない。なにも私は知らないし聞こえない。
さて、話しを戻そう。
今は11時半近くだから普通なら学館の方にいるはずなんだけどね。なーんで、コインランドリーで洗濯物回してんだか。
「サボりだ」
「あら、随分と不真面目になられたこと」
ピーーーーーーーーー。
お、乾燥終わったか?
私は乾燥機から服を取り出し、カゴに移す。
しかしまぁ、あのくそ真面目だった天下の木島日向先輩がサボりとは面白いこともあるもんだ。
「梅雨のシーズンに入ると、うちの生徒は皆コインランドリーを使いたがるからね。こういう時間帯に来ないと使えないんだよ。寮の部屋についている洗濯機は乾燥機能ついてないから」
………………………。
「それなら、なんでもっと此処に人がいない」
きっと、師匠と同じような考えをしてる奴なんて何人もいるんだろうに。

