「うるさい、黙れ」
「やん、大ちゃんこわぁい」
「きも――」
「てやぁ!」
「あ」
大地がハジメに気を取られている間を見計らってシャンプーを取り上げる。
と、同時に
「すき焼きの準備できましたよ」
と言う悠李の声が聞こえシャンプー事件?の幕が下りた。
―――――――…………………………………。
「卵頂戴」
「はい」
「ん。」
大地に卵をとってもらい、器に殻を割っていれてもらう。
タマキのお風呂タイムも終了し、今はみんなですき焼きの鍋を突いている。
みんなといっても紫苑はいない。なぜならあいつは今、おたふく風邪で何も食べれない状態。
気の毒な事だ。まあ、私には関係ないけど。
よし、あの肉は良い頃合いだ。
肉をさっととって卵を絡めて口に運ぶ。
……………美味。
「うまいか?」
「ひふは(美味だ)」
「そうか。でも喋るのは食ってからにしろ」
なら、食ってる最中に話しかけるな。

