扉の隙間から光りが入りチリンと鈴の音が聞こえた。
「さぁ、いつかな」
感情のない声。我ながら苦笑いが出そうになる。
しかし私はそれだけに止まらず言葉をつなげた。
「……強いていうなら、それは私のアタマにない空白の時間が埋まった時だ。まあ、私が正気であるならの話だけど」
そう言って、私は光りと共に入ってきた白い生き物を抱き上げる。
その拍子にその子の首にかけらるれた鈴が再びチリンとなった。
ニャアと鳴きながら頭を擦り寄せるは真っ白な毛をもつ猫。
「あ、あと。あのふざけた命令が無くなるまでここで世話になるからよろしゅうに」
ニッと笑いながらそう言い残し、私は外へと足を進むめた。

