「おまえはなにやっとんじゃぁぁああああ!!!!!!!」
そんな沈黙を破ったのは雪治の悲痛な叫びだった。
それを合図に全員が口を開きはじめた。
「お前は・・・・・馬鹿なのか?」
いいえ、ちがいますよ大地さん。
「あは。アハハハハハ!!!! 投げた!? ケータイ投げた!! は・・・・腹が・・・・っ!! い、いた、プッ。はは!! だ、ダメだ。笑いがとまらないっ!!!
そのまま死ねよくそハジメ。
「・・・・・・・・・・・・あほ」
次はお前を投げ飛ばすぞちび紫苑。
「おい、大丈夫なのか? 叱られたりしないか?」
なんで子供に言い聞かせるように私に話し掛けているんだい津島くん。
「お前なにやって……け、ケータ……ケータイ……噴水に……ポチャンて。ポチャンて……!!!!」
落ち着け雪治よ。

