16歳の乙女に対し最悪としか言いようのない言葉を口にしたのだ。
死んで当たり前。
「そういえば本当に和泉ちゃんって何歳なの?」
「あ、俺もそれ気になる!!」
いつの間にか喋りだしていた他の生徒達がそんな質問をしてきた。
あー、なんか嫌な方向に進んで行くのは私の気のせい?
「ねぇねぇ、和泉ちゃんって何歳なの?」
こいつらは女性が聞いてほしくない質問をよくもまあ、堂々と。
私がそう思っていると同時に教室の扉が開く音がした。
「あー。やっぱりもう来てたんだ。なになに?いきなり放置プレイ?」
「死んでください」
何やら変な事を言う創に笑顔で答える。
「はじめ・・・・。お前馬鹿だろ。プレイも何も相手にすらされてないことに気づけ」
「・・・・・・・・同感」
ツッコム場所はそこではないだろう。
「イテテテ。こ、腰が・・・」
「龍一さん、大丈夫?」
「あー背骨折ったかも」
「え゙!?」
「嘘だ。壱哉はだまされやすいなー」
今頃来たか。このダメ教師。
ため息が出そうになるのをぐっと堪え、大地達に席に着くように促した。
「んじゃあ、ホームルームを始めるな。今日は――――」
それからというものホームルームを初めとする授業でものの見事にそれぞれの担当の教師に壱哉からまれ、またからまれ、またまたからまれて今日の授業が終わった。

