でも、念には念を入れて立入禁止の看板を少し進んだ所に立てておいた。
しかし、世の中にはそれを無視して入って来る奴もいる。
例えばさっき思い出していたじいさん。 と言うよりあのじじぃしかいない。
この間も勝手に入ってきて・・・・・――――――
『おじいさん。何勝手に入ってきてんの』
『あ? なんか言ったかのぉ。 年寄りは耳が遠くていけませんなぁ。それにしても何故ここに入ってきてはいけないんでしょうなぁ〜』
『ガッツリ聞こえてんじゃん!さっさと出ていけ!!』
『フォっフォっフォ〜』
『変な笑い方してごまかすな!! いいからさっさと出てけ!』

