「最悪」
ハンカチで掃う私。


私は龍が触った肩をハンカチで掃った。あ、しまった。これ百合さんから貰ったのだった。最悪。



「うわぁ〜。今凄まじく酷いことしたよね」

「・・・・・・・・当たり前」


「うん、紫苑。お前それさっきもいったけどひど過ぎ」




それにしても、こいつら。

遅刻だなチェック。

よし、これでOK。教室行こ。

私は龍含めたその他もろもろを放置しスタスタと歩きはじめた。