大地sid―…―…―…―…―…―…―…―…―…―…




「その顔は私以外に見せるな」
〔その顔はわたし以外に見せるの禁止!!〕


「………」




そう言われた瞬間、俺は目を見開いた。




同じだ。でも一つだけ違う事があった。それはその時の桜の表情。苦しそうだった。



なにかをおさえ込むような・・・そんな表情だった。



「桜!?」


ユキの声が聞こえ前を見ると桜が前のめりなって倒れてきた。


俺は倒れてきた桜を支え、おもっいきり抱きしめる。