さくらんぼなあたしと王子様

でも、うれしい…。

ひとりでさみしかったから…。

パラパラ

「!?」

気がつくともう雑誌を

読み始めていたのだ。

あいかわらず、

切り替えがはやいなっ…。

だけどあたしは、

雷姉がそばにいてくれたから

寂しくない気持ちで

目を閉じることができた。