さくらんぼなあたしと王子様

「雛斗、あたしのこと信じて
くれてたの?」

幼い頃の約束、

信じて待っててくれてたの?

ずっと、ずっと…。

何年間も信じて。

「……さぁ?」

抱きしめる力が緩くなったから

雛斗の顔をのぞくと、

意地悪そうに首を傾げていた。

「…好きっ。」

涙も、好きのキモチもどんどん

次から次へと溢れ出す。