さくらんぼなあたしと王子様

もうっ……なんで……?

はじめて男の子に

抱きしめられているあたしは

いっぱいいっぱいの状態。

「やっぱ俺だけが……だよな…。」

桜羅くんが小さな声で

切なげにつぶやいた。  
  
ぜんぜんききとれなかった…。

すると急に、

あたしの肩をやさしくつかんで

あたしを離した。