「だけど、最後にきちんとけじめをつけたいと思ってる。きっぱりと凉に振られてきたい。」 「それがいいと思う。っていうか、私も言おうと思ってた。」 「ふふっ、ありがと!」 あのクリスマスイブの日からずっと考えてた。 だけどそれを言葉にする勇気がなかった。 背中押して欲しかったのは、私も同じ。 なこはニコニコとしながら 「どういたしまして。」といった。 信頼出来る関係っていいな。 そう、心から思えた。