店を出たらピタリと足が止まった。 「なぁ、李香って呼んでいい?」 振りかえる国井巳弥からは意外な言葉が。 「え?いいけど。」 何を言うのかと思えば・・・。 「じゃそう呼ぶな。俺は国井巳弥。巳弥でいいよ。」 その笑顔はどこか可愛げで、なんだか胸の奥がきゅうってなった。 (名前は知ってたけどね(笑)) 私たちは巳弥を先頭にまた歩き出した。