「な、なんだよ! じゃあ、俺は何でここにいるんだよ?」 カレンとの身を切る思いの別れは何だったんだよ? 俺は幽霊なのか? 「文句を言う前に、そこのレディに感謝するんな」 「セルマに?」 「彼女の力であなたは今こうして生きているのです」 「!!」 俺はセルマを振り返った。 否定も肯定もせず、いつもの無表情で俺を見つめ返す。 「完全に生き返ったわけじゃない。リミットは魔法を使った日から3日。 つまり――あと2日」 「!」