忘れているようだから言っておこう。 俺はエルヴィスが大の苦手だっ!! だってさ 今まではそれどころじゃなかったし? 嫌いだなんだの前に手を組まないといけなかったからさ―― 「とりあえずディズ、どっか座れ」 テーブルについて、ジュダスは口を開いた。 「何より…迷惑を掛けてすまなかった」 「全くな。おかげでエライ目に遭ったのな」 「大丈夫ですよ兄さん。何とか収まりましたから」 「そうそう」 まるでアメとムチだなこの二人。