「でも、そんなワガママ言えるわけがないですよ! ディゼル様は私の為と言ってこんなボロボロになるまで戦って……」 「でもそれは――」 「ご兄弟を傷つけてまでッ……でもまだ終わった訳じゃないんです!」 それは、カレンが気に病むことなんかじゃないのに 「それなのに、志半ばで諦めて一緒に来て欲しいだなんてそんな、そんなこと――」 「言うな!」 カレンはビクッとして口を閉じた。