そして――決戦の日が訪れた。 「ディゼル…大丈夫か?」 「……頭が痛い」 「そうか…。ここ数日眠れないでいたからな。やっぱり……」 そう言って顔をぐっと近づけて俺を覗きこむ。 俺はその頬に拳を突っ込んだ。 「へぶっ! 痛い。痛いよディゼルさん? 何でいきなり殴るかな?」 何って、忘れたとは言わせない。 「あ? 昨夜のお返しに決まってんだろがこのバカ!!」 「バカとは失礼な!」 「失礼はどっちだ!」 叫んだとたんに、後頭部がズキリとした。