のろい動きで視線を少し遠くにやると、そこには首と違って隠すもののない切り口が露になって、お気に入りだったドレスの首筋を真っ赤に染め変えていた。 アレハ…ナンダ…? その先から伸びる腕は普段以上に白さを帯び、ダランと投げ出されて、何かを掴もうとした形のまま横たわる。 …ホントウニ、カレンカ…… 『クク……』 嘲りを含んだ笑い。 痺れた手足が急激に熱くなって、沸き上がるままに顔を上げる。