何で、 何ですぐに気付かなかった!! この声は、俺の最愛の女性の声。 城の綺麗に整えられた、ただでさえ長い廊下が終わらない。 それでも声は俺を呼び、助けを叫ぶ。 ちっとも進まない景色に堪らなくなって俺は彼女の名前を叫んだ。 「カレン!! カレン、何処だ!!」 その瞬間。 周りの景色が一変した。 赤 赤一色だ。