「そんなことは置いといて」 「そんなこと!? いやいや国の一大事だから! 俺政治なんかしたくないから!」 「はいはい。それはわかったから」 イアンは喚く俺の肩を押して椅子に戻すと、うず高く積まれた書類をバン、と叩いた。 「まずはこれをどうにかする!」 ちくしょう。逆らいたいけどイアンが怖い。 「……はい」 俺はしょんぼりしながらはんこを手に取った。