3年前のあの日、私は彼と待ち合わせをしていた。 ……ライトアップされたイルミネーションの傍で。 夢心地で彼を待っていた。 もう二度とその彼とは逢えなくなってしまっていたことを知らずに。 ただ、愛しい彼の姿が見えることを心待ちにして……。