「雪君!?」 「ほら、日が暮れる前に帰るぞ」 「い、いいよ〜!恥ずかしい」 「なに言ってんだよ、また転んだら危ないだろ?」 「平気だもん!!」 私は無理矢理手を離した。 だけどその瞬間にドアのへこみのところにつまずいてしまった。 「えっ!?」 「!危な…」