神様、何故この日なんかに私を戻したのですか?
なんで…。

「真白?」

さすがに私がテストで落ち込んでいたり、ケガをして痛いせいなどではないことに気が付いたみたいだ。

「どうかしたか?お前、顔真っ青…」

「な、なんでもないよ!」
私は出来るだけ元気な声でそう言った。



雪君に知られたらダメだ。私がタイムスリップしてきたこと、これからの未来を私が知っているという事を…。