純平さんに私の気持ちが
ちゃんと届いていたんだなぁ。


この手紙を大切に手帳にはさんで
聖菜先輩へメールした。


[ 紺野さんに会いたいです。 ]


メールはすぐに返ってきた。


[ 今一緒にいるから、
今からでもいいかな? ]


会社近くのカフェで待ち合わせた。


「 今日純平さんからの手紙が届きました。
プロポーズしてくれてるのに、
会いにいけないなんて…
お願いですから、
純平さんがどこにいるのか教えてください。」


紺野さんに手紙を見せた。

私はどうしても会って返事したいもん。


「 純平の気持ちいっぱいだなぁ。
純平になぐられてもいいや、
教えるよ。 」


聖菜先輩は
私に笑いかけてデコピンを思いっきりしてから


「 大切にしなね。
今のきもちを!
ほのかぁ、
めちゃくちゃかわいいぞ! 」


「 うん! 」


純平さんと離れたくないって思った気持ちを大切に。

ずっと忘れないようにしていくんだ。