…もういいや。諦めよう。



『バイバーイ』



部屋を出ると、下っぱくん達が綺麗に整列していた。



「お帰りですか?」

「こいつら送って来る」

「お気をつけて。」



……すげぇー…

なんだその会話…。

すると暁斗と話していた子と目が合い、にこりと笑った。

…顔が赤いのは、気のせいかな?



「(可愛い…)」

「置いてくぞ」

『あ、待ってよ!』



なんか殺気が感じられたけど…なんだ?



『てか家知ってんの?』

「隼人がな」

『えー…。ハッキングだっけ?』