だってね? 「誰だあの女…」とか聞こえちゃうんですよ。 しかも珍しいもんを目にするかのように。 えぇ、あたしの頭は珍しいですよそれが何か? …間違えた。髪の毛は珍しいですよ。 「面白いね!」 『…はは、そうですネ』 あたしはまったく面白くないですよ。 眠いんスよ、めっちゃ帰りたいんスよ。 何でこんな事になっちゃったんだか…。 「ほーら!早く行くよー」 『ハイハイ、分かった分かった』 暁斗が早く来いって視線で言ってるもんな…。