警官がまさか暴走族に忠告するとはね…。

みんなビックリしてんじゃん。



「というか、一番危ないのは稚里ちゃんかもね」

『………』



真面目な顔をして言うちよさんにみんな食べる手を止めた。



「大丈夫ですよ。俺らが守るんで」

「ふふ、いい子たちねぇ。でも何も知らないでしょう」



顔は笑ってるけど、目が笑ってない。

怖いよちよさん。警官の顔になってるよちよさん。



「この子のお世話は大変よ?だって族……」

『余計な事言わなくていいから』