『あんたが物持つと全部凶器になんだけど』 「あらっ、失礼ねぇ〜♪」 『………』 その手にあるお盆はなんだ。さっき頭を叩いた物だろう。 あたしを殺す気かコイツ。 「うふふ♪いくら鬼姫ちゃんでも、か弱いおばさんに手は出さないわよねぇ…?」 出すかよ。後が怖いのに。 『か弱い?は?ダレが?』 「私よ♪」 『ははっ!寝言は寝て言ってください』 その時キランとちよさんの目が輝いたのをあたしは見逃さなかった。 ガンッ 「!!」 『だから凶器なんだっつーの』