「ああああ!始まっちまった…!」

「透、ウルサイ」

「だってよ…!」



まぁ、透が心配するのも無理はない。

稚里の実力知らないもんねぇ……。

でも、そんじょそこらのレディースより遥かに強いとあたしは思う。



「ねぇ、みんな忘れてない?」

「え…?」



あたしは目の前で繰り広げられている乱闘に目を向けながら話した。



「稚里は、1人で男子校に乗り込んだ人だよ?」

「「「「「「………。」」」」」」

「それも相手を病院送りにした人なんだよ?…負けるとは思えないなぁ」