『……っ』



息を、呑んだ。

ただ純粋に、ケンカをしているだけなのに。

どうしてあそこまで楽しめるのか―――

…いや。さっき琴音が言ったように彼らの“本能”なのかもしれない。

ケンカをする事に快楽を覚え、相手が誰でもいい。

ただ…本当にケンカが出来ればいい。

それが彼らなのかもしれない。

それが無意味なケンカだとしても―――…。



ピピーーッ

「はい、終了〜。残ったのは〜?…魁桜メンバーね。約束通り、夏休み明けのテストは無しで〜す」

「よっしゃあああ!!」