「椅子に、って事だよ爽汰」 「ああ!何で?」 「……。」 まぁ、いいか。 座っても座らなくても、勝手に式は始まって終わる。 俺達がここに居る必要がないけど、入学早々何かあっちゃトップの面目が丸潰れだからね。 一応用心しとかないと…。 「…あの緑の子、笑うとめちゃくちゃかわいーなぁ」 「お前なぁ?」 「あ、あっちの子も可愛いなぁ…。ケバいけど」 「もうお前黙っとけ。」 透は無理矢理黙らせた。 …あの2人、調べてみるか。 −?? side end−