『ぺぺっ、…何してくれてんだてめぇ……』



砂を吐いてから顔面を押さえた。

砂と言えど、多少は強い。

鼻とか目とかいろいろ痛いよおい。



「先にやったの…ちさでしょ……」

『だからってお前…足引っ張るか普通…』

「足があったらね」



このやろ…ッ

周りの野次馬共は笑ってる奴もいれば心配してる奴もいた。



「2人とも大丈夫!?」

「ハデだな〜お前ら」

「そんなやり方もあったか…」



お前ら幹部で心配してくれんのは爽汰だけか…。



『ぺっ、』