どうしたんだ? 顔面から転けたのが恥ずかしくて起き上がれないのか!?(笑) 「あははッ!和哉、大丈夫かー!?」 「やべぇ、オレちょー恥ずかしい奴じゃんっ!!」 顔に砂をつけて、起き上がった。 やっぱ恥ずかしかったんだ。 『ほら次出来ないから!』 「おー」 「悪いなー」 退いたのを確認すると、また腕を振り上げて下ろした。 それを、何回か繰り返した。 寒くなったのか、琴音が靴を持ってとぼとぼと歩いて来た。 「一緒にやるッ」 『オッケー。次行くよー』