キスの途中でくしゃみするだけでも最悪なのに鼻水垂れてるって.....

もう嫌だっ!!

日向に思いっきり背を向ける。

恥ずかしいっ!!恥ずかしいっ!!

「若菜ぁ。はい。」

そんな私の前に来てテッシュを渡してくれた日向。

「ありがとっ。」

下を向いたまま日向からテッシュを受け取る。

ズッズッ

もう一度鏡を見る。

よし、もう付いてない。

「何か、ごめんなさい。」

本当ごめんなさい。

色々ごめんなさい。

こんな私を許して下さい。

神様、仏様、そして、日向様。

「フフッ。いいよ別に♪」

楽しそうに笑ってらっしゃる日向。

全く笑ってない私。

「もー若菜かわいーっ!!」

「可愛いのは日向のほうだっ!!」

天使スマイル全開日向くん。

やばいっすっ!!