今は体育の授業中。バレーボールをやっている。苺も綾も同じチームだ。

「でたっ!みゃーちゃんのスマッシュッ」

そんで試合中。私のチームが一点とったところだ。

「ナイスみゃーちゃんッ」
「みゃーちゃんかっこいいッ」
「はいはい、ほら次行くぞ。」

誉められるのは苦手だ。顔赤くなってないかな……。

「苺ちゃんッ!いったよっ!」
「はいよっ」

って苺が危ないッ!あのままボールを取りに行ったらポールに当たってしまうっ!

そう考える前に体が動いていた。

ガンッ
「っつ……。苺、大丈夫か」
「あたしは大丈夫……。みゃーちゃんが大丈夫じゃないよっ!!」
「私は大丈「大丈夫じゃないッ!先生ッ!保健室いってきますッ!!」

―保健室―

苺に連れてこられた。保険医はいないようだ。どっかでサボってんだろう。

「はいっ傷見せてッ」

苺に言われるがままに手当てをしてもらった。

「ごめん、みゃーちゃん、こんな怪我させて……。」
「苺のせいじゃないよ。……泣くなよ。」
「だっだって……。」
「泣き止むまでそばにいるから。」
「うん……。」

end