過去に行った時に何らかの影響を与えてしまったのか!?

とにかくもう一度、過去に行ってみよう!

顔面蒼白のまま、息もまだ上がったまま、僕はタイムマシンの場所まで転びそうになりながら走った。


こんなに遠かったかな?




やっとの思いでタイムマシンまで戻ったはいいが、また問題が発生していた。


タイムマシンが壊れている‥‥‥‥。

時間セットのダイヤルをセットして運転スイッチを押しても、うんともすんとも言わない。


ここじゃあ修理も出来ない。

どおしよぉ!?

どおしよぉもない!!

このままじゃ、、、
僕はこの知らない現代で一人ぼっちで生きていかなきゃいけないの!?


ふと未来での出来事を思い出した。

未来で会ったあの髪の毛がボサボサのひげがボウボウのおじさんは僕だったのか!?

それにあのペンダント‥‥‥‥‥。


いや、それでも矛盾がある。

あれは今から百年先の未来だ。

僕のはずがない。




‥‥‥‥‥もしかしたら、今の僕がこのタイムマシンを直したはいいが僕の知ってる現代にどうしても戻ることが出来ずに時代を彷徨っているのか!?

そんな事したら、それこそ世界中の歴史がどんどん変わってしまうじゃないか!!


とりあえずタイムマシンを直してみる事にした。






どれくらい経っただろう。
鳥達が泣き始めて空からゆっくりと太陽の光が射し込んできた。

その時!
急に空が真っ暗な雲で覆われた。空が薄暗い。雲が多いせいか空が低くかんじた。

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドっ!!!!

地震が起きた!と同時に地割れがいきなり起きた!
それは僕の方向へ向かって割れだした!
そしてそのまま空まで割れだした!

時空間にひびが入り始めたのだ!

僕は走って逃げたが地割れは僕のところへ割れてくる!

物凄いスピードだ!

地割れの隙間から合間見える景色はまるで地獄に通じるような真っ黒な暗さだ。

もうダメだっ!!!





その時、僕の知ってる、暖かい声がした!