起きると、時間は 8時25分。 あれから、まだ 3時間半しかたっていない。 ベットから降りて、 一階のリビングに向かった。 「 あら、心愛。」 ままは、いつもどうりに 話しかけてくれる。 「 晩ごはん食べるわよね!」 「 うん、ありがとう。」 ままは、 触れてほしくない事に対しては 絶対に触れてこない。 疑ったり、調子にのって する事はあるけど、 必要以上につかっかってこない。 ままの、 そんな小さな気遣いが あたしには温かい。