愛のカタチ



絵文字なんて使っちゃってー、このヤロー…


なんてあたしは思わない


寒気がする


吐気がするわ



あたしはまた携帯を閉じて、そのメールを無視する


兎に角暇だったが我慢した


暫くすると、HRの時間に近づいたため先生と教室に行った



―――――――
―――
――

ザワザワ…


騒がしい教室の前


あたしと先生は立っていた


今からこんな煩い教室入んのかよ


この舞台袖から出て行くときの緊張感みたいなのってヤダな…


正に今そんな気分だ…


先生、一緒に教室入りましょう?


っと言いたかったが、そんな思いも虚しく


「合図したら入れよ」


と言って、先生は教室の中へと入って行った


行っちゃったよ…


しょうがない…


あたしは諦めるしかなかった…