「目閉じて」



唯が目を閉じるのを確認してから例のものを取り出した。



それを唯の首につけた。



「ネックレス?指輪かと思ってた」



期待裏切ってわりーな。



でも、指輪はそんな簡単にあげるもんじゃないと思ってる。



いつか必ずあげるから今はそれで我慢してな。



「あ、リングついてる」

「お前に指輪あげていいのは俺だけってしるし。失くすなよ」



そしてそのままベッドイン。



激しく燃えました。



翌朝、枕元には包みが置いてあった。



開けてみるとマフラーが入ってた。



「喜んだ?」

「あぁ」



目覚めのキスはやっぱり重いやつだろ。



感謝の気持ちを込めて濃厚なキスをお見舞いしてやった。