脇役がヒーローに恋をしました。




早速、聞けちゃいました。
さっき心に決めたことをもう実行できるなんて嬉しいですね!



「えっ…。だから端野高校…」

「そうなんですか?!私と一緒ですね!」

「うん。だから俺もここにいる訳で。」



あー、なんて私は幸せなんでしょう。

さきほど会えた方にもう会えてしまい、それに高校まで聞けたんですから。




「あのさ、そろそろ急がないと入学早々遅刻になるけど。」

「え!そうなんですか?」

「うん。今、携帯で調べてるから。」



やっばりあなたは私のヒーローです。


「あっ、もう一個先だ。」

「どうしましょうか…。今からじゃ電車は…。」

「でもこの距離なら走って行けないことはない。」

「そうなんですか?じゃ行きましょう!」

「でも、お前走れるのか?」

「大丈夫です!」


そういって私はグーと親指を立てて見せました。



「なら行くか。」