……………………


やっと授業終わったー!

さてと、清水くんが来ちゃうから急いで準備しなきゃ!



「汐莉~?清水くん来てるよ?」


早い!!


「待ってくださいー!!」



私って何でこんなに準備が遅いんでしょう?

亜依ちゃんなんて、もう支度は終わって清水くんと仲良く…


何であんなに清水くんと亜依ちゃん、笑ってるの?





「汐莉?早く!」

「あっ、はい。」




なんかあの2人の間に入れそうな感じがしない。


「お待たせしました…」

「福永、遅いぞ。(笑)」


清水くん、何だかご機嫌。

亜依ちゃんと話せたから?



……私、なんかしつこい彼女みたい。


やめよう。
こんなこと思うのなんて……


私は、2人の後ろを微妙な距離をおきながら、部室まで歩いた。