「おっはよー!汐莉!またあの清水くんと一緒に居ちゃってさ!」
亜依ちゃんはひじでこのこの~とやってくる。
「いえ、まだそんなんじゃありません!」
「まだってことはそのうち?(笑)」
「それは……///」
私が回答に困っていると
亜依ちゃんが冗談だよーって笑って言ってきた。
私、冗談とか通じないタイプみたいです…。
「はーい!みなさんおはよう。なんとね、福永さんが我が人形劇部に入ってくれたの。かっこいい清水くんと一緒にね。あと、松下さんもね!」
え!!
亜依ちゃん、人形劇部に入ったの?
私、聞いてないです。
「亜依ちゃん!!」
朝学活が終わってすぐに亜依ちゃんの元へ行きました。
「亜依ちゃんも人形劇部にはいったの?!」
「うん。なんか汐莉見てたらウチも部活やりたいなぁって。でも、運動系はつらそうだから、汐莉と同じ人形劇にしたの。よろしくね?」
私はとても喜びました。
だって、部員が増えるんだもん。
「こちらこそお願いします!!」