「ここだよ!」


着いたのは普通の教室みたいなところ。

「「おじゃましまーす。」」



入ってみても、やっぱり教室と似てる。

「ここは部室。つっても、普通の空き教室なんだけどね。」


「じゃあ早速、私たちの劇をみてもらいましょう!」


そう言うと、先輩は教室の後ろの方にあった舞台みたいなところの後ろに入っていった。


「とりあえず、座る?」

「うん。」


「それでは只今より、人形劇部による赤ずきんを始めます。」